InterRidge-Japan連絡会 議事メモ

2007年5月23日 12:30-13:30 幕張メッセ オーシャンB

出席者 約30名?


1. 国際InterRIdgeの状況

1-1 事務局の移転

・WHOIへ

・議長はJian Lin/Chris German

・Coordinator Rhian Weller(biology) Kristen Kusek(Outreach/Eucation)

・隔週のIR e-mail broadcastが再開

・ホームページの刷新

1-2 Working Groupの再編

InterRidge(国際)では、Working Groupの再編作業をしています. Working

Groupは、InterRidgeでの科学面での活動を活性化させるコアとなる部分です.具体的には、Workshopを開催してグループを活性化させる役割があります.InterRidgeからは、Workshopの準備の会議に、US$2,000、Workshopの開催に、US$3,000(提案が必要)、のサポートがあります.WGの存続はWorkshop後の活動に、さらにIRが関わるか(例:共同航海を持つ)、各国にゆだねるかで、WGを存続させるかどうかを決めることになっています.

新規のWorking Groupの提案の受付を次の要領で、現在行っています.

・6月29日締め切り

・1-2ページの提案書

・10名までの国際的な(2か国以上)の提案者

・秋にあるInterRidge Steering Committee meetingで、新しいWGを決めて発足

日本側としても、日本が主導するWorking Groupを提案し、積極的に関わっていきたいと考えています.連絡会やその後に次のような候補がでました.

1)メガスケール(メルトから地殻形成、時間変化)に対応するもの

2)特定領域に申請中の"海底下の大河"に対応するもの

3)鉱物資源に関連するもの

4)メートルスケールより細かな調査が可能となっており、それでできるサイエンス

5)Back-arc spreading systemsの存続

積極的に関わりたいと思う項目に手を挙げていただいたり、さらに、自ら項目を提案していただいただけたらと思います.必要な調整等はいっていただけたらやります.

なお、島は1)に関連して提案することを考えています.これに乗りたい人は連絡をください.

なお、次のWGは2006年で廃止となり、

・Global exploration

・Hotspot-ridge interactions

・Back-arc spreading systems/ Back-arc basins

現在存続しているWGは、

・Monitoring and observatories

・Ultraslow Spreading Ridges

・Deep earth sampling

・Biogeochemical interactions at deep-sea vents

・Biology

です.詳細については、

http://interridge.whoi.edu/

をみてください.

1-3 参加国

中国がPrincipal Memberに、ロシアがAssociate Memberになるかもしれない。

2. 国内情勢

2-1 分担金の支払い

・Principal Memberを維持するにはUS$25.000が必要

・昨年同様にJAMSTEC/IFREEで半額負担を交渉中

・残り半額を大学側で可能か(特定領域が採択されればそこから、不採択の場合は分散支払い?)-昨年は海洋研・極研・神戸大で支払い、今年もある程度払えそうなのは海洋研のみか

2-2 海嶺系関係の予算

総合:科研費特定領域「海底下の大河:地球規模の海洋地殻中の移流と生物地球化学作用」領域長:浦辺、6/14ヒヤリング予定

個別:科研費海外学術B「マントルの組成は中央海嶺プロセスを規定するか?南西インド洋海嶺探査」代表:沖野

2-3 InterRidge-Japan研究集会

海底拡大系の総合研究 -InterRidge-Japan研究発表集会-を10月30,31日に東大海洋研で開催します.予定は、次のとおりで、講演の申し込みは7月にアナウンスしようと思います.もし、レビュー講演をしたいという方は、それまでに、島まで連絡.

予定(変更があるかもしれません)

7月   アナウンス

9月2日 講演申し込み締め切り

9月7日 旅費援助者、プログラム確定

9月30日 予稿締め切り

10月30,31日 研究集会

2-4 2007航海予定

InterRidge-Jの航海計画ページ参照、情報ある方は沖野まで連絡。

3. その他

Oceanography誌頒布(当日寄付金額計28500円、うち20000円を連絡会の部屋代に充当、残りは来年度部屋代へ)