このサイトでは、 GMT(Generic Mapping Tools)を使って主に海底地形図を描くためのシェルスクリプトと関連情報を紹介しています。ウェブサイトを最初につくったのは2003年で、GMTのバージョンは3、スクリプトはC シェルでした。その後、マイナーな修正や項目の追加を経て10年以上がたちますが、いまだに多くの方に利用されているようで制作者としては嬉しい限りで す。しかし、OSの変化やGMTの進化に伴って「古いよ−、オプション使えないよー」等の指摘も多く、このたびGMT5+bashを基本とした大改訂を行いました。古い バージョンはこちらに残してあります。

GMT本家の情報も最近ではたいへんわかりやすく整理されています。それぞれのコマンドの詳細やオプションについては、オンラインマニュアルなどでじっくり調べてください。

それぞれの項目の Shellボタンを押すと、bashのスクリプト例と作成された図、図をつくるためのちょっとしたコツが表示されます。シェルスクリプトは個人で流儀がい ろいろだと思いますが、私のスクリプト例では各オプションのパラメタや使用するファイル名は、スクリプトの冒頭に変数で定義しています。 gmt.historyを利用した省略(たとえば-Rwest/east/south/northのように複数行で同じオプションが何度も繰り返し利用さ れる時に、2行目以降で-Rとだけ書く記法)は使わず、しつこく繰り返し書いています。複数行からなるスクリプトでは、地図枠(-Bオプション)は最後に psbasemapコマ ンドで書き、他のコマンドでは枠を描きません。ラベルやテキストを張り込むような作業の多くはillustratorでやっているので、スクリプトには 凝ったテキスト書き込みは含まれていません。gmt.confで設定するような環境変数の変更はスクリプト例からは省いてあります。スクリプトも gmt.confも慣れてきたら自分の使いやすいようにどんどん書き換えていってください。私よりずーっと凝った処理をされているさまざまなシェルもが ウェブ上でたくさ ん公開されています。

(2016.4  K. Okino)

New!  2016 年の更新時 に, 2015年作成の英語版の独習テキストをアップしていたのですが、この春ふたたび初学者向け講習をする機会がありテキストを小改定いたしました。あわせ て、講習で使用しているテキストに対応したデータセットの整理と、日本語版も作成しました。内容的にはこのサイトで紹介しているシェルのCreating basic maps, Creating advanced mapsの大半がカバーされており、最後に1次元の簡単なフィルタ実行例とグリッドデータ作成の一例が加えられています。ご活用いただけると嬉しいです。

Introductory Course GMT 2017+ (English)

速習GMT 2017+ (日本語)  内容は基本的に英語版と同じ、ちょっとだけ解説が詳しい部分がある

練習用データセット   上記のテキスト準拠、日英共通、ReadMe読んで下さい。

(2017.3   K. Okino)


Shellボタンの色は、およその難易度を示しています。

 初心者:基本的な地形図をつくるためのシェルスクリプト(もとになるグリッドデータは既にあると仮定)種々の地形図を作るためのシェルスクリプトと基本的なグリッドデータの作成方法

 標準:種々の地形図を作るためのシェルスクリプトと基本的なグリッドデータの作成方法

 上級者:データが偏在している場合など観測者むけ上級編

解析編:地形・地物データの簡易解析(順次追加予定)


それでは描いてみましょう!


March 2017, okino at aori.u-tokyo.ac.jp Go To Okino's Homepage