国際組織 (InterRidge) への対応

InterRidge 国際中央海嶺研究計画

 InterRidgeは、中央海嶺に関する研究を国際協力を通じてより効果的に推進するための組織で1992年にスタートしました。
 現在では世界中28カ国約2700人の研究者が参加して、現在第3期10年計画に基づいて活動を行っています。国際組織の主な役割としては、1)国際的な海嶺研究コミュニティを維持する、2)ワークショップ等を通じて、何が海嶺研究で重要な問題かを抽出し、それをどのように解明するかを検討する、3)政治的・社会的な問題(たとえば熱水生態系の保全)において、研究者の代表としての役割を果たす、4)教育と普及活動を通じて海嶺研究の重要性を広める、が挙げられます。日本は発足時からの主要メンバー国であり、InterRidge-Japanから各種の委員を派遣しています。また、2000-2003年の間は日本が議長国として事務局(東大海洋研・玉木賢策)を運営していました。 2015年の体制変更に伴い、日本はレギュラーメンバーとして活動しています。

現在の国際委員

Steering Committee(企画と運営)   川口 慎介(2017-2020)
National Correspondent(連絡窓口)  沖野 郷子 
WG

Oceanic Transform沖野 郷子(東大)

IMOVE (Integrating Multidisciplinary Observations in Vent Environments)

Circum-Atnarctic Ridges
(延長)
野木 義史(極地研究所)、熊谷 英憲(JAMSTEC)、島 伸和(神戸大)

【提案中】

Resources Exploration

MOR Islands and seamounts 海野 進(金沢大)

予算

2018年Regularメンバーの分担金$5000は,海洋研究開発機構と東京大学大気海洋研究所で支払っています。


情報交換のためのメーリングリスト intridge-jを運営しています。 メーリングリストに参加希望の方は,沖野(okino のあと @aori.u-tokyo.ac.jp )に申し込んで下さい。 https://mm.itc.u-tokyo.ac.jp/mailman/listinfo/intridge-j